こんにちは。
今年から農業を始めてみた農家美容師です。
今回の記事は、ド素人の僕が初めてカボチャを育てるのに、スーパーのかぼちゃの種を植えてみた結果どうなったかという話です。
知識ややり方は全てネットや本から得ました。
初めての野菜栽培や、カボチャを作る方にとっての何かのきっかけにしてもらえたらと思います。
もう一度言いますが、
僕は農業ド素人です。
かぼちゃの栽培方法とは?
まず、栽培するうえでのポイントが3つあります。
2、つるが広がって場所をとるので広い面積が必要なこと。
3、かぼちゃの種植えの時期は3〜4月、収穫は7〜8月頃。
(地域によっては8〜9月頃、冬至のかぼちゃを植える場合もある)
これらのポイントを理解したら、次は実際に僕がやってきた栽培の仕方を簡単に説明します。
①種まき・育苗
スーパーで買ってきた普通のかぼちゃの種をとっておいて、キレイに洗います。
そして、ボールなどに入れしっかり乾燥させるだけです。
その後は12cmポットに1、2粒ずつ1〜2cmぐらいの深さに植えて、たっぷりと水をやり成長するのを待つ。
この時に日光にも当てますが、高温になりすぎは要注意です。
通気性の良い場所で換気する事を心がける事が大事です。
②植える場所の土作り
かぼちゃは基本的に乾燥した水はけの良い土地でよく育ちます。
苦土石灰や有機物を撒いてph調整をして、畝を作り水はけの良い状態を作る。
phは約6.0〜6.5
畝幅は約80cm、株間約90cmは必要です。
③肥料は適度に
かぼちゃ栽培では肥料は基本的には必要ありません。
ただし、追肥は実付きが悪い場合は適度に与えてあげるといいでしょう。
その際は、草木灰やボカシ肥などがオススメです。
サンアンドホープ ぼかし完熟有機100%肥料 5kg
④植え付け
本葉が4〜5枚出たら畑に定植です。
ツルがすごく広がるのでなるべく広く大きめに場所をとって植える事が大切です。
定植後はたっぷりと水はあげるのを忘れずに。
⑤マルチを敷く
うちは黒いビニールや銀色のマルチを敷きますが、ワラでもいいです。
雑草防止や、実が成ってからの土にいる害虫や病気を防ぐために使用します。
実が地面に付きそうな場所に敷いてあげるといいでしょう。
⑥摘芯・整枝
古家具工房ノナカのブログさんから引用
葉っぱが大きく広がって重なってくると、下になった葉の光合成がうまくできなくなるので、摘芯してあげる事が必要です。
本葉が5〜6枚になったら、親ヅルを摘芯。子ヅルを更に2〜3本伸ばします。
これを全体的に行ってください。
⑦受粉
花が咲き始めたら、受粉をします。
見極め方として、花のガクの下が膨らんでるのが雌花。
ない物が雄花です。
Pure randomness!から引用
基本的に自然栽培では昆虫によって自然に受粉してくれますが、確実に実らせるためには人工的にやった方がいいです。
早朝、雄花を摘んで雌花にこすりつけて受粉します。
ポイントは、1ツルあたり2つまでです。
それ以外は早めに摘んで栄養を集中させてください。
⑧摘果
無事に実った場合に、より集中して大きくする為には摘果する必要があります。
ツルはなるべくそのまま残して、葉っぱの枚数が10枚より少ないツルの一個を摘果します。
⑨玉直し
かぼちゃをスーパー等でよく買われる方なら分かると思いますが、一部白っぽくなってるのを見た事はありませんか?
これは特に味とかには影響がある訳ではなくて、ただ地面に接地してる場所が日当りが悪かったので色が均一に付かなかったというだけ。
なので気づいた時には、定期的に日当りの良い場所に回して変えてあげる事をしてあげれば均一に色づく事ができます。
⑩ついに収穫
だいたい開花から45〜60日前後で収穫の目安です。
首の部分が茶色くなって、しっかり硬くなってれば収穫時期です。
実の表面のツヤがなくなってきた状態も確認方法の一つです。
収穫した直後にすぐ食べるよりも、そのままの状態で風通しの良い場所で保存し、2週間〜1ヶ月程置いて追熟させると甘みが増して美味しくなります。
環境が良ければ、収穫後3ヶ月までは保存可能です。
まとめ
現在うちのかぼちゃはまだまだ成育中なので途中なんですが、
実際に育ててみての実感としては、
かぼちゃ栽培はけっこう楽だという事に気づきました。
ある程度最低限の事をしてあげれば後は放置でもなんとかなりそうです。
僕がやりたいのは、無農薬で極力自然に近い方法で育ててみたいのであまり手をかけたくないいんですね。
商売でがっつりやられてる方や、農薬をバリバリ使われる方ならマメに見て様子を見る必要があるでしょうが、野菜も生き物なので無理をせず、極力自然の力に任せて育ててみたいと思っています。
かぼちゃは元々、乾燥地帯でも育つぐらいなので適当にやっても丈夫だし、思ってるよりもグングン成長しています。
また定期的に更新していきますね。
冬至の収穫の時期が楽しみで仕方ありません。
うまくできたら煮付けかなあ、シチューかなあ。。笑
読んで頂きありがとうございました。