セイラちゃんは、いつもどんな制汗剤を使っているの?
市販の商品の中でも、なるべく効果のありそうな物を選んで使っています。。
んー、もしその商品を気に入っていたら申し訳ないんだけど、実は市販の制汗剤に使われている成分は人体に悪影響を与える物が多いんだよね。。
ええっ!?そうなんですか?でもみんな普通にその辺のドラッグストアで買った物を使っている人がほとんどですよ?
多くの方がテレビやネットの情報を鵜呑みにして、何も考えずに使ってしまっていることが一番の問題なんだ。
じゃあ具体的に市販の制汗剤の何が問題で、どんなことに気をつけて購入すればいいのかを詳しく解説していこう!
そもそも制汗剤(デオドラント)とは?
まず大前提として、「制汗剤」と「デオドラント」は全く異なる性質を持っています。
- 【制汗剤】→ 汗腺を塞いで汗を抑える
- 【デオドラント】→ 汗の臭いの原因になる雑菌の繁殖を抑える
「制汗剤」は、汗が出てくる汗腺や毛穴を特殊な成分で塞ぎ、汗自体を外に出さないようにするのが目的です。
「デオドラント」は、汗に含まれる成分を餌にして繁殖する雑菌を抑える役割で、殺菌や除菌が目的です。
なので使用する目的がそれぞれ違う為、例えば臭いが出やすい脇や足の裏には制汗剤を使い、腕や体にはデオドラントといった感じで部位によって使い分けるようにしましょう。
制汗剤やデオドラントの種類
最近は商品が多様化しており、効力や使う部位、タイミングに合わせて使用する物を変えている方が増えています。
- スプレー
- シート
- ロールオン
- クリーム
スプレータイプの特徴
スプレータイプは広範囲に使えることもあって、脇・足・腕・背中など全身に吹きかけることができ、また清涼感がある為、体を冷やす目的にも使用できるのが特徴です。
ただスプレーの場合は、肌の表面に付着しているだけなので、成分の密着度が弱く持続性が無いのがデメリットになります。
また全身に使ってしまうと、体温を低下させて体温調節機能が正常に働かなくなることが懸念されています。
シートタイプの特徴
シートタイプは、汗を抑えたり臭いの原因を除去する成分をたっぷり含んだシートで、外出時にサッと取り出して拭き取れるのが特徴です。
また冷間タイプや、拭き取った部位がサラサラになるシートなど、手軽に汗の悩みを解決できるのがメリットになります。
ロールオンタイプの特徴
ロールオンタイプは直接毛穴に塗り込む為、成分の効力が持続しやすいのが特徴です。外出前に塗っておけば一定時間保ってくれる為、長時間外出する前や仕事前に利用するのが◎。
しかし塗ってから乾くまでに時間がかかり、半乾きの状態で服を着てしまうと、成分が付着して変色する可能性があります。なので使用する際にはしっかり乾かすことがコツです。
クリームタイプ
クリームタイプは最近特に注目されており、脇や足など塗り込んでおくだけで、一日中気にならなくなるほど持続性が高いのが特徴です。
またチューブから手に取って使用する為、気になる部位によって量を調節しやすいのも、ユーザーから高い評価を得ている理由になっています。
ただ、毎回手に触れることが面倒だと感じる方もいて、特に外出時の使用には向かないでしょう。
制汗剤(デオドラント)と言っても、たくさんの種類がある為、使用する部位によって使う物を変えるようにしよう。
「脇ならロールオンorクリームタイプ」「腕やお腹ならスプレーorシートタイプ」など、上手に工夫して使い分けることがコツだよ♪
制汗剤(デオドラント)が危険だと言われる理由
ここからは制汗剤(デオドラント)の危険性に関して解説していくよ!
実際に調べていくと、健康に関わる重要な情報もたくさんあるから、現在使用していて違和感を感じている方、不安に思った方はぜひこの機会に使用する商品を変えてみてくださいね♪
汗を止めること自体が危険(熱中症)
人間が汗をかく理由は体温の調節機能であり、気温の変化や運動時などに発汗することで体温を一定に保つことが目的です。
私達の体は、体温を常に一定にしていないと身体機能が正常に働かず、汗をかかなければ熱がこもり続けて死に至ります。
つまり全身に多量の制汗剤(デオドラント)を使っている方は、その時間だけ汗をかけない体になっている為、「体温調節が難しい=熱中症などの危険性」があると言えるでしょう。
殺菌・除菌による皮膚への影響
体臭などの原因のほとんどが雑菌の繁殖による影響ですが、殺菌・除菌成分を多く含む物を使ってしまうと皮膚を正常に保つ常在菌まで排除してしまいます。
その結果、雑菌の繁殖を抑える役割である常在菌がいなくなれば更に繁殖しやすくなり、臭いが出るだけでなく、肌荒れなどの炎症を引き起こす可能性があります。
特に元々敏感肌の方や、使っていてヒリヒリしているという方は使用を控えましょう。
有害な成分による人体への影響
一部の制汗剤(デオドラント)には、汗腺を塞ぐ目的で使われる「塩化アルミニウム」が含まれており、この成分が「乳がん」と関係しているのではないかと言われています。
海外の例ですが、実際に乳がんになった方の多くが脇の下から乳房にかけて発症する人が多く、その原因の一つとして制汗剤が疑われるようになり、欧米を中心にアルミニウムフリーの商品が一般化したそうです。
他にも、殺菌・消臭に効果がある「銀イオン」に関しても懸念点があり、長期的に皮膚や口から取り込むことで「アレルギー反応・DNAの損傷・血液や神経機能の異常」を引き起こす可能性があるとか。
一般的に「DNAの損傷=発がん性のリスクを高める」と言われ、乳がんなどの発症率を後押しする成分にもなり得ます。
ただどちらの話も、海外から日本に渡ってきた情報なので信憑性が高い訳でありません。また日本とは事情が異なる為、あまり気にする必要は無いでしょう。
しかし100%安全とは言い切れないので、心配な方はアルミニウムや銀イオンを含まない制汗剤(デオドラント)を使用することをおすすめします。
汗臭い=生活習慣の悪化が原因かも
そもそも汗自体には臭いが無い為、汗をかきやすい部位を清潔に保っていれば、極端に臭いを気にする必要はありません。
しかし日常的に生活習慣の悪い人や、脂っこい物や加工食品をよく食べる人は、皮膚からタンパク質や脂質の分泌量が多くなり、雑菌の繁殖と合わさって臭いがキツくなってしまいます。
なので制汗剤(デオドラント)を使って臭いを消すよりも、まずはご自身の生活から見直すことが最も大切です。
【臭いの原因①】食生活の乱れ
人間の体には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2つの汗腺があり、一般的な汗はエクリン腺から排出され、99%水分なので無臭です。
しかし、もう片方のアポクリン腺から出る汗は、水分以外にもタンパク質や脂質を含んでおり、特に日々の食事の影響が出やすく、皮脂と一緒に余分な脂質や分解しきれなかったアンモニアが汗に含まれます。
そして、食生活が乱れることで腸内環境が悪化し、消化・代謝機能が低下。腸内で分解できなかったものが血中に流れ込み、体臭へと変わってしまうのです。
なので、特に「暴飲暴食・お酒・タバコ・加工食品・外食が多い」これらに当てはまる人は、体臭がキツくなりやすいので気をつけましょう。
体臭に効くおすすめの食事
- 柑橘類
- 梅
- お酢
- ゴボウ
- キャベツ
- さつまいも
- 納豆
- 海藻
- 玄米
【臭いの原因②】運動不足
汗は体温調節が主な目的ですが、日頃の運動不足や一年中快適な温度の環境(エアコン)で過ごしていると、汗腺が休眠状態になって汗をかきにくい体になります。
その結果、温度変化に対応できなくなって、少し汗をかいただけでも、今まで溜まっていた老廃物も汗と一緒に出てくることで更に臭いがキツくなってしまうのです。
またそういった汗は”悪い汗”とも言われており、ベトベトとした嫌な汗と共に雑菌が繁殖して、いわゆる深刻な加齢臭の原因になります。
なので日常生活に軽い有酸素運動を取り入れ、日頃から汗腺を鍛える習慣を取り入れるようにしましょう。
【臭いの原因③】精神的な要因
ストレスを溜め込んだり普段から緊張しやすい人は、人よりも汗の分泌量が多く、精神的なストレスを解消する為の暴飲暴食・睡眠不足により活性酸素を溜め込みやすい体になっています。
また「ストレス臭」とも言われており、油が酸化した臭いや、ツンとするアンモニア臭など、周りから嫌がられるほど強烈な臭いを発するのも特徴です。
なので日頃からストレスを解消する為にも、適度な運動、健康的な食事、良質な睡眠を心掛け、休日はしっかり遊んでリフレッシュするなど、ストレスを溜めない努力をしましょう。
おすすめの自然派(オーガニック)制汗剤&デオドラント
先程説明したように、制汗剤(デオドラント)に頼るよりも生活習慣を改善することに力を注いだ方が、根本的な治療に役立つのでおすすめです。
ただ、どうしても時間がかかってしまうし、ワキガの方は手術をする必要があることから、やはり手軽にできる制汗剤を使いたい方も多いと思います。
そこで今回は、敏感肌の方やアレルギー体質の方でも使える自然派(オーガニック)商品に絞って、紹介していきましょう。
【医薬部外品】デオナチュレ
商品タイプ | スティック |
---|---|
香り | 無香 |
有効成分 | 焼ミョウバン、イソプロピルメチルフェノール |
特徴 | ・染料不使用 ・アルコールフリー ・朝塗って夜まで汗&臭いを抑える ・手を汚さずにサッと濡れる ・塗った直後でもサラサラ |
有効成分の「ミョウバン」は消臭効果の高い成分の一つで、天然アルム石という鉱物の一種です。殺菌・除菌にも効果があり、食用としても使われている物なので安心して肌に塗ることができます。
またドラッグストアなどで安く手軽に買えるので、「とりあえず試してみたい」という方におすすめの商品です。
クリームタイプ
メンズ用
NOANDE(ノアンデ)
商品タイプ | 薬用クリーム |
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香り | 無香 |
有効成分 | シメン-5-オール、フェノールスルホン酸亜鉛 |
特徴 | ・19種類の天然由来成分 ・ワキガ臭の元となるアポクリン汗腺の分泌量を抑える ・抗菌率100% ・朝塗って夜まで汗&臭いを抑える ・香料・着色料・鉱物油、パラベン、石油系界面活性剤、タール系色素、紫外線吸着剤、動物性原料不使用 |
NOANDE(ノアンデ)の特徴は、無添加・無香料でありながら、ワキガの原因になるアポクリン汗腺と雑菌の繁殖を徹底的に抑えて、更に効力が夜まで続くことなんだ。
「市販の商品では効果が無かった」という方や、「敏感肌で使える商品が少ない」という方まで、様々な体質の方でも安心して使用することができます。
決して安くはないけど、様々な雑誌やメディアに取り上げられているだけあって、効果を実感できること間違いなしだよ♪
公式サイト
初回限定のキャンペーン実施中!!
Sinai(シナイ)デオドラントジェル
商品タイプ | ジェル |
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香り | 無香 |
有効成分 | デオドラントジェル |
特徴 | ・においの元となる菌を1分で99.9%抑える ・塗りやすいジェルタイプ ・脇の黒ずみをケア ・全身使えて手を汚さずに濡れる ・石油系界面活性剤、シリコン、鉱物油、パラベン、合成香料、合成着色料不要 |
ワキガを含めた臭いの元(汗・菌)を徹底的に抑え込み、使用後たったの1分で効果を実感。持ち運びしやすいロールオンタイプなので、仕事や外出時にサッと塗ることができるのがメリットです。
また、制汗剤を何度も使っていると黒ずみが気になってきますが、美白・美容効果の高い天然成分配合なので、夏場のノースリーブでも安心して使うことができます。
EO(イーオー)デオスプレー
商品タイプ | スプレー |
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香り | ハーブ |
有効成分 | 特に無し |
特徴 | ・米USDAオーガニック認証取得製品 ・汗をかきやすい時期のエチケット商品 ・制汗作用は無い ・植物性の天然成分しか使っていない ・塩化アルミニウム、合成香料、人工着色料、プロピレングリコール、亜鉛塩、遺伝子組換え成分不使用 |
EOは制汗作用は無いので汗腺を塞ぐことがなく、体への負担を抑えながら天然のエッセンシャルオイルが適度に汗臭さを抑えてくれます。
ただスプレータイプなので持続性が多少劣ることから、汗をかいた後にしっかり拭き取って再度使用することで、一日中効果を発揮することが可能ですよ♪
こだわり派には「手作り制汗剤」のススメ
上記で紹介させて頂いた商品でも効果を実感できると思いますが、より安全なものを使いたいという方には、手作りの制汗剤がオススメ!
手軽な材料で簡単に作れるので、時間がある時に試してみてね♪
必要な材料
- オーガニックシアバター/適量
- 食用重曹/1cup
- エッセンシャルオイル(ティーツリー・ペパーミント・ラベンダー等)
重曹はお掃除によく使われる物ですが、消臭・除菌効果が高いので制汗剤としても活用することができます。
また体が臭くなる主な原因として、雑菌が繁殖しやすい酸性に傾くのが理由でもある為、アルカリ製の重曹を使えば中性になって臭いを軽減することも可能です。
作り方は至って簡単!容器に入れて混ぜるだけ。後は持ち運びしやすいように携帯用の小さい容器に入れて保管しましょう。
ただ天然の成分だから「絶対安全」とは言い切れないので、使用する前には必ずパッチテストを行うことをおすすめします。
まとめ
女性だけでなく男性にとっても気になる汗対策。その際に制汗剤(デオドラント)を使うことで臭いを軽減することは可能です。
しかし選び方を間違うと効果を実感できないばかりか、肌荒れしたり、更に臭いがキツくなってしまうことがあります。
なので市販の物なら何でも良いという考えは捨てて、部位によって使い分けたり、個々の体質などに合わせて選ぶようにしましょう。
特に脇は、体の中でも経皮吸収率の高い部位でもあるので、触れる物や塗る物に関しては細心の注意を払う必要があります。
ぜひ今回の記事を参考にして頂き、自然派の制汗剤(デオドラント)を試してみてくださいね。
読んで頂きありがとうございました。
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