最近、体重が気になってきたから、炭水化物減らして、サラダだけ食べようかな。。
ちょっと待って!!実は野菜しか食べないと、逆に太るから気をつけて!
えっ!!?そうなの?でも炭水化物や脂質を摂ると太るんだよね?
確かにそうなんだけど、野菜だけだとどうしても栄養が偏るよね。そうすると逆に太りやすくなってしまうんだ。
えーー!じゃあどうしたらいいの。。
そんなダイエットの方法で悩んでいるセイラちゃんへ、野菜の正しい摂り方やダイエットのコツを解説していくよ!
【結論】野菜だけダイエットは逆に太りやすくなる
ダイエットを成功させるには、「〇〇だけ食べればOK」とか「簡単!誰でも痩せる!」といった軽い言葉に騙されないようにしましょう。
極端なやり方は栄養失調+代謝を悪くして、太りやすい原因を自ら作ってしまいます。
大切なのは『食事量+栄養バランス+運動』なので、今回の記事では主に食事に関して解説していきたいと思います。
ダイエットをすると覚悟を決めたなら、下記のような情報には振り回されないようにしてください。
- 〇〇だけ食べれば痩せるダイエット
- 食事を抜くダイエット
- 薬やサプリメントを使ったダイエット
- 激しい運動で痩せるダイエット
上記のようなダイエットを行えば一時的に痩せることはできます。しかし体への負担が大きい為、ダイエット後に元の生活に戻ると間違いなくリバウンドします。
このように多くの人は、情報に振り回されて何度も同じ失敗を繰り返し、余計痩せにくい体を自ら作り出してしまうのです。
なので今回のテーマでもある「野菜だけ食べれば痩せる」というのは完全に間違った方法になります。
ではどうしたらいいのかと言うと、タンパク質と野菜を中心に、炭水化物を少量食べるようにしてください。
つまり、食べ過ぎないように自制するのが一番効果的です。
お肉も野菜もお米も食べていいけど、いつもより少なめに食べるようにしたり、脂質を摂り過ぎないように工夫することが大切。
また日本人に最適な食事は和食であり、昔の人みたいに「味噌汁+ご飯+焼き魚+漬物」と言うシンプルな食事をしていれば太ることはありません。
もちろんたまに、洋食や脂っこいジャンクフードを食べたくなるのも分かります。
そういう時は食べてもいいでしょう。しかし食べる量だけは気をつけるようにしてください。
他にも現代人は日常的に食べ過ぎていることから、免疫力を高め、病気になりにくい体を作る一日二食、もしくは一日一食生活を個人的に勧めています。
僕が実践中でもあるので、興味がある方は下記の記事を参考にしてくださいね。
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ダイエットに向かない野菜+効果的な野菜
野菜を食べれば何でもOKと言う考えは完全に間違いで、野菜の種類によっては逆に太ってしまう物もあるんだ。
もし野菜を中心にしたダイエットで成功させたいなら、選び方や食べ方をしっかり学んでおくことが大切だよ♪
ダイエットに向かない野菜
野菜にもそれぞれ特徴があり、太る原因になる野菜と、ダイエットに効果的な野菜が存在します。そのキーワードになるのが一部の野菜に多く含まれる「でんぷん(糖質)」です。
でんぷんを多く含む野菜
- じゃがいも
- さつまいも
- 里芋
- かぼちゃ
- キャベツ
- とうもろこし
- にんじん
- れんこん
糖質を多く含む野菜はカロリーが高い傾向にあり、食べ過ぎれば太る原因になります。しかし勘違いしないで頂きたいのですが、上記で紹介した食材を食べてはいけない訳ではありません。
野菜に含まれる糖質は、お米などの糖質と違って、食物繊維や足りない栄養が摂取できる貴重な物です。
なので「糖質の多い野菜+米や麺類(糖質)」を一度にたくさん食べ過ぎなければ、そこまで気にする必要はありません。適度に摂る分にはダイエットに効果的なので、むしろ積極的に摂りましょう。
ダイエットに効果的な野菜
ダイエットに効果的な野菜は先ほど紹介した物の逆で、「糖質の少ない野菜」になります。
- 葉物野菜全般
- キュウリ
- トマト
- 大根
- ナス
- ピーマン
- カリフラワー
- 大豆
これらの野菜はカロリーも低いので、たくさん食べても太りにくい傾向にあります。
しかし人体にとって糖質は、車のガソリンに例えられる物で、いくら見栄えのいい物でも走る為に必要なエネルギーが無ければ100%の性能を活かすことはできません。
つまり、適度な糖質は健康的な体を維持する為に必要な物であり、上記で紹介したような芋類なども同時に摂取することがダイエットを成功させるコツになります。
野菜ダイエットの落とし穴
ではここからは野菜ダイエットの問題点や、注意することを更に詳しくまとめました。健康にも関わるすごく大切なことなので一緒に確認しましょう。
野菜は身体を冷やす
野菜は大きく分けると2種類に分けられ、それらの違いは下記の通りです。
- 土中の野菜&冬野菜→身体を温める
- 土上の野菜&夏野菜→身体を冷やす
例えば夏に収穫できる野菜の代表格は「トマト・ナス・キュウリ」などですが、これらはカリウムを多く含んでおり、利尿作用を促して身体を冷やす効果があります。
他にも南国で育つバナナやパイナップルも体を冷やしてしまうので、食べ過ぎには注意してください。
逆に冬に収穫できる野菜の代表格は「ニンジン・カボチャ・芋類」ですが、これらは血流を良くする栄養を豊富に含んでいる為、新陳代謝を促して体を温める効果があります。
つまり野菜の種類によっては身体を冷やし、代謝や体温を低下させる為、エネルギー効率が悪くなり、逆に太りやすい身体を作り出すと言うことです。
野菜の食べ過ぎで満腹中枢が狂う
野菜は他の食材に比べて水分をたくさん含んでいるので、カロリーが少ない割りに、お腹がいっぱいになるという特徴があります。
しかし野菜には糖質やたんぱく質がほとんど無い為、脳に栄養として行き渡りません。
その為、最初のうちは満腹感があるものの、いくら食べてもお腹がいっぱいにならないという現象が起き始めます。
実はこの方法は大食い選手権に出場する人の練習法の一つであり、野菜を毎日大量に食べることで胃の中の許容量を拡大させ、たくさん食べても耐えられる体へ変化させるのです。
この理屈は一般の人にも当てはまる話で、痩せる為に野菜をたくさん食べていた結果、たくさん食べても満足しない体へと自ら変化させてしまっているんですね。
栄養不足が更に痩せにくい体を作る
野菜を食べることで補える栄養素は何種類あるかご存知ですか?
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- アミノ酸
- β-カロテン
このように野菜だけでもたくさんの栄養を摂取することができるのですが、実は私達が健康的な生活をするうえで最も大切な栄養素が含まれていません。それが『三大栄養素』です。
エネルギー源になる栄養素として、糖質・脂質・タンパク質があり、これらを3大栄養素といいます。
また3大栄養素に微量元素であるビタミン・ミネラルを加えたものを5大栄養素といい、これらも生体にとって必要な栄養素です。主に3大栄養素は、体内でエネルギー源やからだの組織をつくる働きをし、ビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。
つまり野菜中心の食生活だけでは、体の基礎を作るエネルギー源が足りない為、野菜から摂取したビタミンやミネラル分を効率的に循環させることが難しくなってしまうのです。
またこのような生活を続けていると、燃焼効率(基礎代謝)の悪い体に変化し、細胞の活性化を止めてしまいます。
体内には60兆~100兆個もの細胞が正常に働くことによって、健康維持に大きく関わっており、このバランスが崩れてしまうと「代謝機能の低下→冷え→低体温→免疫力の低下」を引き起こしてしまいます。
その結果少しの量でも太りやすくなるばかりか、体内に入り込んだ毒素や老廃物を正常に排泄できなくなり、様々な病気の原因を作り出してしまうのです。
味付け・調理の仕方に要注意
野菜単品だけで食べればヘルシーですが、油で炒めたり、ドレッシングを「マヨネーズ」や「ごまドレ」などにしてしまうと摂取カロリーが増えてしまいます。
調味料やドレッシングには旨みを出す為に、たっぷりの糖類や脂質が含まれている為、味付けによっては逆に太る可能性もあります。
また人工甘味料などの添加物にも気をつける必要があり、一度体内に入ってしまうと脂肪に蓄積しやすいので注意しましょう。
なので基本的には、酵素が生きている生野菜をそのまま食べるのが理想的で、味を加えたい方は下記の物がおすすめです。
- 塩
- ポン酢
- オリーブオイル
- えごま油
- ココナッツオイル
おすすめのドレッシング
野菜ジュースでは栄養を補えない
ダイエット中に手軽な野菜ジュースで「栄養補給できた」と満足していませんか?
実は、野菜ジュースだけでは必要な栄養素が全く足りておらず、あくまで「普段の食事の補助的な役割」でしかありません。
また甘みを出す為に人工甘味料を使用していたり、国産ではない農薬たっぷりの野菜が含まれている可能性もある為、痩せる目的以前に健康への影響が懸念されています。
なので野菜ジュースは、普段の食事で足りない栄養素を少し追加するぐらいの気持ちで摂取するようにしましょう。そしてどうせ飲むなら、無添加で安全性の高い物を選ぶようにしてください。
まとめ
今回は野菜だけ食べても痩せない理由や、ダイエットに向かない理由について解説させて頂きました。
ダイエットは極端な方法を行えば短期間で体重を減らすことはできますが、太ってしまった本質的な部分を改善できていないので、逆に太りやすくなってしまう人が多いんですね。
そういった失敗を何度も繰り返すうちに途中で挫折して、元の生活に戻したら前よりも更に太ってしまう。
これでは悪循環なので、だからこそ栄養×食事量の両方のバランスを考えたうえで食べる物を選ぶことが大切です。
ぜひ偏った情報に惑わされず、健康的に痩せれる方法として、この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
では今回も読んで頂きありがとうございました。
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