【要確認】残留農薬の多い野菜・果物TOP10|少ない野菜・果物TOP10

皆さんは野菜や果物に含まれる残留農薬に関してどこまでご存知ですか?

 

一般的に農薬は、品質を保つ為に必要なものではありますが、その成分による人体への影響も懸念されています。

また農薬の使用量に関してもそれぞれ異なる為、私達が口にする野菜や果物に、どれぐらい使われているのかを把握しておく必要があるのです。

 

そして農薬と病気は密接に関わっていることから、特に健康を気にする方にはぜひ読んで頂きたい内容になっています。

 

残留農薬の多い野菜・果物|ワースト10

 

オースティン君

では早速、残留農薬量の多い野菜・果物をランキング形式で紹介しましょう。

私達が何気なく食べている物が「実は危険だった!」なんてことはよくあるので、農業の問題点に関して知って頂くきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

 

【第1位】いちご

苺は最も病気や害虫被害が起きやすく、品質の管理が難しいことから、野菜・果物の中で最も多くの農薬が使用されています。

一回の栽培における農薬の使用回数は20~40回程度、多いところだと50~60回も使用する農家もあり、更に農薬の種類に関しては最大60種類ほどと言われています。

また国で規定されている農薬の基準値も、他の国と比べて数十倍~数百倍の使用量になっている為、一部の国では日本産苺の輸入に規制をかけているところも。

特に海外では使用を禁止されている「ネオニコチノイド系」農薬の成分が検出されており、頭痛・めまい・嘔吐・記憶障害・意識障害などとの関連性が疑われています。

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【第2位】ほうれん草

緑黄色野菜の代表格でもある「ほうれん草」は、健康や美容に役立つ成分を豊富に含む栄養価の高い野菜の一つです。

しかし、「ペルメトリン」や「DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)」と言われる危険な殺虫剤が含まれていたという報告があり、神経系にダメージを与える可能性が高いことから、人体への影響が懸念されています。

特にADHD・てんかん・痙攣・発ガン性などとの関連性がある為、リスクの高い野菜の一つに選ばれています。

 

【第3位】ネクタリン

ネクタリンはバラ科もも属の果実で、豊富なカリウムやビタミンを含む栄養価の高い果物です。

しかし非常にデリケートで天候や害虫による影響を受けやすい為、大量の農薬を使用し、そのせいもあって発ガン性・神経障害などのリスクが懸念されています。

 

【第4位】りんご

りんごは、老化を促進させる活性酸素を抑える効果や、腸内環境改善に役立つ食物繊維を豊富に含んでいる果物です。

しかし、平均4.4種類の高濃度の残留農薬が検出されており、発ガン性と密接に関わっている「ジフェニルアミン」という農薬が使用されています。

特に皮の部分には果肉と比べて3.5倍の残留農薬が検出されている為、しっかり洗って皮を剥いて食べるなどの対策が必要です。

 

【第5位】ぶどう

ぶどうには、抗酸化作用を持つポリフェノールや、美容に役立つビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。

しかし栽培するうえで非常にデリケートである為、大量の農薬をしており、発ガン性・神経毒性などへの影響が懸念されています。

特に皮ごと食べれるぶどうは残留農薬濃度が高いので、極力皮を食べないようにするなどの工夫が必要です。

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【第6位】桃

桃には、腸内の善玉菌を増やす食物繊維「ペクチン」や、体内の塩分量をコントロールするカリウムが豊富に含まれています。

しかし甘味と香りが強く、栽培が非常にデリケートである為、たくさんの農薬を散布して害虫対策を施さなければなりません。

農薬使用量の多い農家さんだと、収穫までに20~30回ほど使用するところもあるので、農薬不使用もしくは減農薬にこだわっている農家さんから直接買うようにしましょう。

 

【第7位】さくらんぼ

さくらんぼは、むくみの改善や慢性腎臓炎に役立つ「カリウム」、冷え性改善や美肌効果に必要な「ビタミンやミネラル」を豊富に含んでいます。

しかし管理が非常に大変で手間がかかることから、殺虫剤・除草剤など複数の農薬を大量に使用する為、食べる前に丁寧に洗うなどの対策が必要です。

特にさくらんぼ狩りで直接食べることは避けましょう。

 

【第8位】梨(洋梨)

梨は、整腸作用に効果のある「ソルビトール」や、疲労回復に役立つ「アスパラギン酸」を豊富に含んでいます。

しかし一個あたり5種類以上の残留農薬が検出されており、その理由として、収穫間際・収穫後・貯蔵中の3段階で農薬を使用する為、トータルでの回数は非常に多いのが特徴です。

特に、ホルモンかく乱物質である「カルベンダジム」や「ピリメタニル」が検出されたとの報告もあります。

 

【第9位】トマト

トマトは、抗酸化作用の高い「リコピン」「βカロテン」「ビタミン」や、体内のナトリウム量を調節する「カリウム」が豊富に含まれています。

しかし病気や害虫による影響を受けやすいことから、大量の農薬を使用しており、発ガン性・発達障害・生殖器異常との関連性が深い危険な残留農薬が検出されています。

 

【第10位】じゃがいも

じゃがいもは、免疫力を高める「ビタミンC」や、塩分の摂り過ぎを調節する「カリウム」、腸内環境を整える「食物繊維」を豊富に含んでいます。

しかし栽培時にカビや病気になりやすいことから、農薬・防カビ剤・除草剤をたっぷり使用する為、発ガン性やアレルギーなどへの影響が懸念されています。

 

比較的残留農薬の少ない食材 TOP10

 

オースティン君

野菜やフルーツによっては農薬を一切使わないもの、少量の使用だけで栽培できるものがあります。

それらは残留農薬による影響を受けにくい為、比較的安心して口にできるのでおすすめです。特に以下の物を積極的に摂るように心がけましょう。

 

  • 玉ねぎ
  • アボカド
  • キャベツ
  • アスパラガス
  • ナス
  • キウイ
  • マンゴー
  • パイナップル
  • とうもろこし
  • カリフラワー

 

セイラちゃん

ここで紹介した野菜や果物の残留農薬が少ないとはいえ、安全性を考えるなら「調理前にしっかり洗う」「表面の皮を剥く・食べない」などは徹底するようにしてください。

 

残留農薬の少ない野菜や果物を食べる方法

 

オースティン君

ここまで野菜や果物に含まれる残留農薬による危険性をお伝えしてきましたが、じゃあどうやったらその影響を減らせるのか?について解説していきましょう。

特に健康意識の高い方や、お子様の安全性を重視している方は必ず確認すること。

 

食べる前・調理前の対策を徹底する

野菜や果物を食べる前・調理する前に、必ず下記の対策を行うようにしましょう。

  • 十分に水洗いする
  • 極力皮を剥いて食べる
  • 外側の葉は捨てる
  • 根菜類などはタワシで擦る

 

農薬除去剤(野菜洗浄剤)を使用する

残留農薬による影響を減らす為に開発された「農薬除去剤(野菜洗浄剤)」は、水洗いだけでは落ちない有害物質を取り除いてくれる商品です。

もちろん完璧に取り除いてくれる訳ではないですが、使用した後は新鮮さや旨味が増すのでおすすめ。



 

更に安全性を考慮するなら、重曹水にしばらく浸すのも効果的です。

水1ℓに対し重曹大さじ1を混ぜたものに1分ほど浸し、流水でよく洗い流すだけで簡単に残留農薬を減らすことができます。


 

自分で野菜を作る(家庭菜園)

農薬による影響を気にする方は、ご自身で無農薬の野菜を作ってみましょう。

今はGoogleやYoutubeで検索すれば、野菜の作り方や農薬を使わずに栽培する方法など簡単に情報収集できるので、空いた時間にプチ農業を始めることは誰でも可能です。

 

特に地方に住んでる方は、市町村が運営している「貸し農園」や農地を持っている方に聞いてみると、意外に貸してくれたりするので、実は探すのに苦労はしません。

都心部の場合は探すだけでも大変ですが、【シェア畑】というサイトを利用することで、近所にある貸し農地を探し出すことができます。

 

実際に育ててみると農家さんの大変さや、無農薬野菜の美味しさを堪能することができるので、個人的には最もおすすめの方法です。



 

有機・オーガニック野菜や果物が買えるサイトを利用

残留農薬を徹底的に排除したい方におすすめなのが、有機・オーガニックの野菜などが買えるサイトを利用することです。

一般的なスーパーに置いてある物と違って、農薬や化学肥料を使用せず、安全性にこだわりを持った農家さんからの直送である為、栄養価の高い新鮮な野菜や果物をいつでも食べることができます。

 

またその時期に収穫できた旬の物が郵送されてくることから、重い物を運んだり、自分で選ぶ手間がないので、忙しい一人暮らしの方や主婦の方にこそ利用して頂きたいサービスです。

個人的には取り扱っている種類が多く、様々なメディアに取り上げられて注文殺到中の【食べチョク】がおすすめ♪

 

厳選食材宅配サービス

 

まとめ

 

今回は、残留農薬の多い・少ない野菜や果物に関して解説させて頂きました。

最後に一つだけお伝えしたいのですが、今回紹介した物を一切食べるなと言ってる訳ではありません。

 

もちろん農薬は人体に悪影響なのですが、それを凌駕する程の栄養価もたくさん含んでいる為、最低限調理前に水洗いしたり、洗浄剤を使用したうえで食べるようにしてください。

 

また旬の物を食べることも大切で、時期じゃない野菜や果物を栽培する時には、天候や害虫による影響を受けやすい為、農薬の使用量も多くなる傾向にあります。

なので季節に合わせて、店頭に並ぶ商品を購入するようにしましょう。

 

ぜひ今回の記事を参考にして頂き、新鮮で美味しい野菜や果物を食べるように心がけてくださいね。

読んで頂きありがとうございました。

 

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