市販の野菜ジュースが危険な理由→【結論】必要な栄養素は補えません

「野菜の代わりに…」「手軽に栄養補給…」がウリの野菜ジュースは、誰もが一度は飲んだことがあると思います。

確かに仕事が忙しい合間や、不規則な生活を過ごしている時に大変便利で、健康を補助する役割としてはとても優れているでしょう。

 

しかし、中には野菜ジュースを一本飲んだだけで栄養が取れたと勘違いしている人もいて、そのような方は逆に危険です。

そもそも野菜ジュースを製造する過程や、配合されている添加物に関してどこまでご存知でしょうか。

 

知らずに摂取することがいかにリスクが高いのかを、ぜひこの記事を通して知って頂けたら嬉しいです。

 

【結論】野菜ジュースだけで栄養は補えない

野菜ジュースを好んで飲まれていた方には申し訳ないですが、ジュースを飲んだだけで栄養を補うことはできません。

飲まないよりは良いぐらいで、野菜ジュースで健康になれる訳では無いのです。

 

あくまで普段の食事にプラスアルファで栄養を補助する役割なので、健康を意識するなら野菜を含めてバランスよく食べる必要があります。

そもそも製造過程において、加熱したり冷凍することでミネラルなどの栄養素が抜け落ちてしまう為、実際に使われている物は絞りカスでしかありません。

 

なので野菜ジュースを飲む際には、おやつ感覚で摂取するようにし、過度の期待はしないようにしましょう。

ではもう少し踏み込んで、一体何が問題なのかを下記で詳しく解説していきます。

 

【問題①】濃縮還元の本当の意味

野菜ジュースの中でも栄養・味共に人気の高いものが「濃縮還元ジュース」です。実際に商品化されている原材料を調べても体に悪そうな物は一切入っていません。

引用元:KAGOME

原材料を見ただけでは特に問題無さそうに見えますが、実は濃縮の方法(種類)によって栄養が失われてしまうと言われています。

・煮沸濃縮
高温で加熱し水分を蒸発させて濃縮する。殺菌処理を兼ねることができる反面、風味が落ちるなどの問題があり、近年ではあまり用いられない。

・真空濃縮
フリーズドライと同じ原理で、低温下で減圧し真空状態で水分を蒸発させて濃縮する。

・凍結濃縮
含まれる水分を凍結させ、氷の結晶を分離して取り出すことによって濃縮する。膜濃縮よりも消費エネルギーは大きくなるが、膜濃縮では不可能な高濃度の濃縮が可能である。

・膜濃縮(膜分離)
特殊な膜(逆浸透膜など)を用いてろ過によって濃縮する。

・超音波霧化分離
超音波を液体に照射することでも霧を発生させ、霧状になりやすい物質となりにくい物質に分離することで濃縮を行う。加熱しない場合でも濃縮運転が可能であり、熱に弱い食品の品質を損ないにくい。

引用元:Wikipedia

国産の野菜ジュースで主に使われていた方法が「煮沸濃縮」であり、野菜を煮沸してドロドロにしたところで水を足し、失われた風味を取り戻す香料などを添加することで作られていました。

しかしこの方法だと野菜を煮沸することで栄養や酵素も溶け出してしまい、野菜ジュース自体には栄養素が残っていないと言われています。

つまり濃縮還元にすることで栄養や風味を損なって不味くなってしまう為、食品添加物を使用して人口的に美味しさを作っているのです。

 

【問題②】野菜の原産国に要注意

濃縮還元の野菜ジュースには外国産の野菜を使用しており、主に下記の国から輸入しています。

  • アメリカ
  • オーストラリア
  • チリ
  • ドイツ
  • ポーランド
  • オランダ
  • ブラジル
  • 南アフリカ
  • メキシコ
  • アルゼンチン

もちろん「外国産=危険」という訳ではないですが、実際にどんな野菜を使用しているかまでは表記されていません。

国や地域によっては人体に影響のある基準値以上の農薬を使用していたり、または遺伝子組み換え食品が混合されている可能性もあることから、100%安全だと言えないのが正直なところです。

またそれだけ豊富な栄養素を含んでいる野菜ジュースが、あれだけ安い値段で売られていることを考えると、原価に一体いくら掛けているのか個人的には気になってしまいます。

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【問題③】食品添加物の危険性

市販の野菜ジュースの多くは真空で閉じ込めて製造される為、添加物は『香料』ぐらいしか含まれていません。

しかし現在、国内で認められている香料の種類は3200種類以上にもなり、例えば一つの商品に対して100種類の香料を添加しても「香料」と言う一括表示だけで問題ないのです。

実際に〇〇味のジュース、スナック菓子などの加工食品には大量の香料を使用しており、人口的に作れない味は無いと言われる程です。

もちろん人体に影響の無い範囲で商品化されているとは思いますが、それだけの香料を使用した野菜ジュースを毎日飲んでいる方が安全だとは言い切れないと思います。

また健康への影響が懸念される人工甘味料・酸味料・乳化剤・pH調整剤などが含まれる商品もある為、購入前に原材料を必ず確認するようにしてください。

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野菜ジュースは濃縮還元<ストレートがおすすめ

よく濃縮還元の野菜ジュースとストレートの野菜ジュースが比較されますが、健康を気にするならストレートが断然おすすめです。

ではそれぞれの違いを簡単にまとめてみました。

 

濃縮還元

  • ストレートよりも安価
  • 主に外国産の野菜を使用
  • 冷凍なので長期保存が可能
  • 野菜を6分の1に濃縮して輸送する為コストが安い
  • 大量生産しやすい
  • 風味・栄養素が損なわれやすい
  • 添加物で足りない物を補う

 

ストレート

  • 濃縮還元よりも高価
  • 野菜や果物の絞り汁を使用
  • 風味豊かで栄養素が豊富
  • 食品添加物を使用してはいけない
  • 生産される時期が限られる

 

オースティン君

見比べて頂くと分かる通り、一番違うのはコスト・手間・生産量になります。つまりストレートの方が生産するのにコスト・制限がある為、濃縮還元よりも価格が高く、栄養も豊富なんですね。

濃縮還元が健康に良いと思い込んでいた方には残念な話ですが、本当に良い物は倍近く値段も違うので、興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。

 

おすすめのストレート野菜ジュース

 

セイラちゃん

では野菜ジュースの危険性に関して理解してもらえたと思うから、個人的におすすめの野菜ジュースを紹介していくよ!

その前に一つだけ言いたいのは、どうしても野菜ジュースを飲みたいなら、できればジューサーなどを使って手作りする方が断然体に良いです。

新鮮な野菜をその場で絞った方が栄養や酵素の摂取量が全く違うので、時間がある方にはぜひ試してほしい♪

 

信州・安曇野野菜ジュース


  • 1本/190ml
  • 賞味期限/※要確認
  • 信州・安曇野地域の8種類の野菜を使用
  • 新鮮な状態で搾った原料だけを使用
  • 食塩・香料無添加
  • 野菜そのものの風味を閉じ込めている

 

ピュアキャロップル


  • 1本/900ml
  • 賞味期限/製造日より1年
  • 国産の無農薬&特別栽培のにんじん・りんご・レモンを使用
  • 大型のスロージューサーで搾汁したコールドプレス製法
  • 無添加・無加糖・無加水
  • 1日100mlの飲用でOK
  • スッキリ爽やかで飲みやすい

 

ヒューロム スロージューサー


  • 商品重量/7.0kg
  • 奥行き22.3,幅18,高さ40.7cm
  • ワット数(W) 150 W
  • 最後の一滴まで食材の水分を搾りきる独自技術「搾汁調整レバー」を搭載
  • ストレーナーを変えればバナナスムージーやフローズンデザートも作れる
  • 置く場所を選ばないスリムボディ&静音性
  • 豊富な栄養素を含む種や皮からエキスを抽出できる

 

オースティン君

3つ目はスロージューサーを紹介させて頂きましたが、やはり新鮮な野菜を自宅で絞れることに勝るものはありません。

特に食材の細胞を壊さずに生野菜だけが持つ酵素や、抗酸化成分までも摂取できるのは、機械を活用する最大のメリットと言えるでしょう。

ただ作る時間と掃除する手間がかかる為、本当にこだわりたい方におすすめの商品です♪

 

【まとめ】野菜ジュースよりも生の野菜を食べよう

ここまで野菜ジュースの話をしてきましたが、基本的に毎日野菜をしっかり食べている方は、そもそもジュースで飲む必要がありません。

確かに美味しいのでつい飲みたくなるのも分かりますが、野菜ジュースにしてる時点で本来必要な栄養素を全て摂取できないので、新鮮な野菜を食べた方が遥かに良いです。

 

特に日本は季節ごとに収穫できる野菜が違うことから、その時期に穫れる野菜を積極的に食べることをおすすめします。

なぜなら『適切な時期に穫れる野菜=栄養が豊富&農薬使用量が少ない』ので、安心して美味しく食べれるからです。

 

また野菜の種類によって作用が異なり、『夏野菜=体を冷やす』のに適していて、『冬野菜=体を温める』特徴があります。

なので日本にお住まいの方は、季節に穫れる野菜の味だけでなく、意味合いも理解したうえで極力食べるようにしましょう。

 

では今回も読んで頂きありがとうございました。

 

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