大人は普通に食べれる物でも、子供にとっては危険な食品はたくさん存在しています。
「普段食べてるから子供も平気だろう」その油断が子供の病気を引き起こす可能性があるのです。
特に気をつけなければいけないのが祖父・祖母の存在。基本的に彼らは孫に甘いので、情報や知識は昔のままで何でも与えたがります。
しかし手軽に手に入る物にこそ危険が潜んでいる為、親御さんが徹底的に管理するしか方法がありません。
そこで今回は、大人は平気でも子供にとっては危険な食品、または人体に影響を与える添加物について皆さんとシェアできればと思います。
【結論】子供に与えてはいけない3つのもの
まず子供に与えてはいけない食品を考える際に、3つのポイントを抑えておかなければなりません。
- 子供の健康に悪影響を及ぼす食品
- アレルギーを引き起こす食品
- 窒息する可能性がある食品
ただ大抵の親は窒息する可能性がある食品に関して知っていても、体に悪影響を与える物やアレルギーを引き起こす可能性がある物に関して詳しく知らない方も多いと思います。
何気なく与えたお菓子に〇〇の添加物や防腐剤が入っていたり、安いスーパーで買った野菜に大量の農薬が付着しているのも事実です。
なので親自身が正しい知識を持ったうえで、子供に何を与えるかを選ぶ必要があり、無知であることがいかに恐ろしいかを自覚しなければなりません。
では具体的に何が危険で、どんなことに気をつければいいのでしょうか。下記で詳しく解説していきましょう。
①子供の健康に悪影響を及ぼす食品とは?
まずは子供の健康に悪影響を及ぼす食品から解説していきましょう。実は知ってるようで間違った知識を持っている方も多いので、ぜひ一緒に確認していきましょう。
生魚・生卵などの生もの
お刺身やお寿司などを抵抗力が弱い子供に与えてしまうと、食中毒・下痢・嘔吐などを引き起こす可能性があります。
お店で食べるのはもちろん、スーパーに陳列されている時点で鮮度は悪くなっており、雑菌が繁殖している物もある為、子供にとっては大変危険です。
また寄生虫やアレルギーを発症する成分が含まれている為、魚や貝類などを与える際には必ず加熱して、しっかり火が通ってるかを確認してから与えるようにしましょう。
要注意の食品
- 生肉
- 生魚
- 生卵
- 寿司
- 刺身
ハチミツ
ハチミツは元々、加熱処理してない生ものなのでお子さんが小さいうちは与えてはいけません。
ハチミツに含まれるボツリヌス菌に抗体がない状態で摂取すると、「ボツリヌス症」という病気を発症する可能性があり、最悪の場合死に至る事もあります。
特に1歳未満の乳幼児にはリスクが高いので、購入した際には手の届かない位置に保管するようにしてください。
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砂糖や人工甘味料
スイーツなどの甘いものは子供だけではなく、大人にとっても健康面でリスクの高いものです。
砂糖を摂ると血糖値の急激な上昇を引き起こし、脳を狂わせ、精神状態を不安定にさせてしまう作用があります。
また身体を冷やす作用が強く、免疫力を低下し、体力の低下や病気になりやすい身体を作る原因になるとも言われています。
なので子供に甘いものを与える際には、なるべく自然の味に近いフルーツや、糖質を減らした手作りスイーツを与えるようにしてください。
要注意の食品
- 炭酸飲料などのジュース
- 飴
- チョコレート
- クッキー
- パン
- アイスクリーム
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パンやお菓子に含まれるトランス脂肪酸
基本的にコンビニなどで売られている菓子パンやスナック菓子には、必ずと言っていいほど「マーガリン(ショートニング)=トランス脂肪酸」が含まれています。
トランス脂肪酸の人体への有害性に関して農林水産省のサイトより引用させて頂きました。
トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクが高まることが示されています。
トランス脂肪酸は脂溶性なので、体内に入り込むと脂肪に蓄積してなかなか体外に排出しにくくなることから、肥満の原因やアトピーなどのアレルギー症状を引き起こすと言われています。
安いサラダ油や植物油を使用した食品には特に注意が必要で、必ず原材料を確認して「植物油脂」等の表示があったら購入しないようにしましょう。
要注意の食品
- ポテトチップス
- クッキー
- 菓子パン
- 市販のケーキ
- ファストフード
- 揚げ物
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添加物・保存料
添加物の危険性に関しては皆さんご存知だと思いますが、実は日本で認められている食品添加物の数は世界でダントツトップです。
例えば許可されている添加物の種類が多いと言われるアメリカは『130種類前後まで』ですが、日本で認められているのは『約1500種類』ほどと言われています。
もちろん全ての添加物が健康を害する訳ではないとは言え、摂取量が多いほどリスクが高まるのは事実です。
つまり日常的にスナック菓子やカップラーメンなどの加工食品を食べている方は、手作りの物を食べている人よりも添加物の摂取量は危険水準に達している可能性があります。
今一度、普段口にしている食品が何から出来ていて、どういう過程で作られているのかを確認するようにしましょう。
要注意の添加物
- 合成着色料
- 人工甘味料
- 亜硝酸塩
- リン酸塩
- 安息香酸
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②アレルギーを引き起こす食品
食べ物によってはアレルギーを発症しやすくなるものがある為、特に子供が小さいうちは気をつけなければなりません。
- 卵
- 牛乳
- 小麦
- 大豆
- そば
- カニ
- エビ
しかしこれらの食品よりもっと危険な物が僕達の身近に存在しています。それが、市販の野菜・果物に使われる「遺伝子組み換え」や「農薬」、そして加工食品に使用される「添加物」です。
実は日本国内で生産されている野菜や果物には大量の農薬を使っており、アメリカの5倍、スウェーデンの20倍程度にもなります。
これは農薬使用量が多い中国産の野菜とほぼ同等の基準で、決して国産野菜だから安心という訳ではありません。
また先ほど上記でも説明したように、日本の食品添加物の使用量も世界トップレベルであり、過度に加工食品などを食べ続けるとアレルギー症状が出やすくなると言われています。
- 保存剤/喘息・アトピー
- 抗酸化剤/喘息・蕁麻疹
- 着色剤/喘息・鼻炎・皮膚炎
- 甘味料/喘息・皮膚炎
なので食品を購入する際には、以下の3つのポイントを抑えるようにしましょう。
- 農薬や遺伝子組み換え不使用のものを選ぶこと
- 添加物や保存料の有無を確認すること
- 加工食品を買わない
ただし現代において農薬や添加物を防ぐのは不可能に近いぐらい難しい為、特に3つ目の『加工食品』を買わない、そして子供には与えないようにすることが大切です。
子供が好きなお菓子を食べさせないようにし、ファストフードに行かないなどを徹底するようにしましょう。
無農薬野菜&無添加食品を取り扱うサイト
③窒息する可能性がある食品
食品の中には弾力がある物、しっかり噛まないと飲み込めない物がありますが、子供にとっては非常にリスクが高いです。
大人と違って顎の力や飲み込む力が弱いことから、喉に詰まらせて窒息してしまう可能性があります。特に下記の食品は気をつけるようにしましょう。
- お餅
- ナッツ
- こんにゃくゼリー
しかし、子供が小さい時になるべく堅い物を与えて顎を鍛えると、発育や健康にとても良い影響を与えると言われています。
- 筋力の発達や姿勢を整える
- 顎を強くすることで歯並びが良くなる
- 唾液の分泌が増えることによる虫歯予防
- 満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ
- 血流を良くして脳を活性化(精神面の安定)
- キレにくくなる
- 集中力や記憶力を高める効果
- 表情筋が鍛えられて表情豊かになる
このようにメリットが多いことから、小さくカットした物を親の目の前で少しずつ食べさせるなど、工夫して与えるようにしましょう。
まとめ
今回は子供に与えてはいけない食品や、危険な添加物についてシェアさせて頂きました。
実際に記事にまとめてみると、ほとんどの食品がコンビニやスーパーで手軽に手に入る物ばかりで、身近なところに危険が潜んでいることが分かって頂けたと思います。
この記事で最もお伝えしたかったのは、「子供の身体は親以外守ってくれる人がいない」と言うことです。
つまり普段お父さん・お母さんが何を食べているのか、そして正しい知識を持ったうえで食品を選んでいるのかが、子供にも直接影響を与えることを理解しておく必要があります。
なので子供のことだけではなく、まずは親御さんが食べている物から見直し、お子さんにリスクの無い食品を与えるよう心がけましょう。
ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。読んで頂きありがとうございました。
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