市販ケーキに使用される生クリームは危険?偽物?|正しい選び方を解説

ケーキと言えば、お誕生日やクリスマスなどお祝い事がある時につい食べたくなってしまいますが、実はそのケーキに使用されている「生クリーム」にいくつかの懸念点があることはご存知でしょうか。

一見すると普通の生クリームでも、製造過程や内容成分を調べていくと、本来の物とは全く異なる食べ物になっています。

 

更に誰もが知る大手チェーンのケーキ屋さんでも、このような”偽物の生クリーム”が使用されており、安価で美味しい商品の裏にはたくさんのカラクリが隠れているのです。

そこで今回は、そんな市販の商品に使用される生クリームの危険性や、健康にいい商品の正しい選び方について解説していきたいと思います。

 

【結論】植物性<動物性生クリームを選ぶこと

まず結論から言わせて頂くと、必ず動物性の生クリームを使用した食べ物を購入するようにしてください。

 

生クリームは動物性の原料で作られた物と、植物性の原料で作られた物に分かれるのですが、そもそも植物性由来の場合、「生クリーム」と表記することができません。

なので商品化する時点で「ホイップ」と書かれており、価格も動物性生クリームと比べて安価なので、どちらにするか迷っても簡単に見分けることはできます。

 

でもこういう話をすると、「植物性は危険じゃない」とか「動物性も体に悪い」といった意見を聞きますが、結局は摂り過ぎなければどちらも問題ではありません。

ただ、最終的にどちらが健康に良いのかという話なら動物性の方が安全です。

 

ではなぜ動物性の方が安全で、植物性がおすすめできないのでしょうか?

その謎を知るには製造過程や、内容成分が及ぼす人体への影響について理解しておく必要があります。

 

そもそも生クリームとは?

そもそも生クリームとはどんな食品なのでしょうか?

生乳や牛乳を分離して取り出した「乳脂肪のみ」を原料とした、「種類別:クリーム」と表示される省令上のクリームを一般に「生クリーム」として扱う。商品名で「純生」などと表記するものもある。用途目的で脂肪分により18 – 30%の「ライトクリーム」は「コーヒー用」、30 – 48%の「ヘビークリーム」は「ホイップ用」に分類される。

引用元:Wikipedia

 

上記を簡単に説明すると、生クリームは生乳から生成された物であり、商品の裏の原材料には「クリーム」しか表記されていません。

つまり、クリーム以外の表記があれば、それは純生クリームではないという事です。

 

では実際に植物性生クリームの原材料を確認してみましょう。

生クリームホイップ
原材料クリーム植物油脂、乳製品/乳化剤、メタリン酸Na、香料、安定剤(増粘多糖類)、カロチン色素、(一部に乳成分・大豆を含む)

 

このように純生クリームと比較して、様々な材料(食品添加物)が使用されていますよね。

ただ、実際に食べてみると多少風味が劣るとは言え、純生クリームと遜色無い味になっており、知らずに食べてもほとんどの方が分からないと思います。

 

それほど今は科学が発達したおかげで、様々な味を人口的に作り出すことができるのです。

でもこれが本当に正しいやり方なのでしょうか?本当に体に良い物なのでしょうか?

 

ぜひ植物性生クリームのリスクの部分に目を向けながら、この先に進んで頂けたらと思います。

 

植物性生クリームに使われる植物油脂の危険性

ではもう一度、動物性と植物性の生クリームの違いについておさらいしましょう。

  • 動物性生クリーム / 生乳のみ
  • 植物性生クリーム / 生乳+〇〇を配合したもの

 

植物性生クリームは生乳だけで作られている訳ではない為、生乳以外にも様々な食材や食品添加物が配合されています。

そして、その大部分を占めているのが「植物油脂」であり、その次に「乳製品」、その他は「添加物」という順番です。

 

ではこの植物油脂とは一体何なのでしょうか。

簡単に説明すると”植物から採取した油脂の総称”であり、多くの食品に含まれ、家庭でも一般的に使われている物です。

  • パーム油
  • 菜種油
  • ごま油
  • コーン油
  • 米油
  • 大豆油
  • オリーブオイル
  • マーガリン

 

これらの油は、適度に摂取する分には人体への影響はありません。

しかし国内で販売される多くの加工食品に植物油脂が使われている為、私達日本人は日常的にたくさんの量を摂取しているのです。

  • 揚げ物
  • 菓子パン
  • カレールウ
  • ドレッシング
  • マヨネーズ
  • カップラーメン
  • チョコレート

 

特にコンビニやスーパーで売られている食品で、既に手が加えられている物は大体植物油脂をベースに作られています。では一体植物油脂の何が問題なのでしょうか。

 

トランス脂肪酸のリスク

植物油脂で一番のリスクは、トランス脂肪酸を摂取することによる人体への影響です。

トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクが高まることが示されています。

引用元:農林水産省

先ほども説明したように、適量であれば特に問題はないですが、大量に摂取すると様々な病気と密接に関わっています。

  • 動脈硬化の要因
  • 冠動脈疾患の危険性
  • 老化や癌の原因
  • 認知症
  • アトピー

 

トランス脂肪酸の規制が無いことのリスク

カナダでは州により製造・輸入販売禁止、デンマークやオーストリアでは食品中の使用量の規制、中国や韓国では表示義務を制定しています。

しかし日本に関しては特に規制が行われていません。その理由は以下の通りです。

日本人が1日に摂取するトランス脂肪酸の平均は全カロリー中0.3%-0.6%(食用加工油脂の国内の生産量からの推計で0.6%)で、米国では2.6%である。これはWHO勧告にある1%未満をクリアしていることから、日本人の大多数が1%未満であり通常の食生活では健康への影響は小さいと結論付けている。

ただし、日本で「平均的」な食生活を営んでいる場合のことで、過剰なトランス脂肪酸を摂取してしまう人も存在する。また、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)に対する耐性が低い人も存在する。

引用元:Wikipedia

つまり、日本で一般的な食事をしていれば問題ない。けれども普段から外食が多い人や、加工食品をよく食べる人のリスクに関して詳しく明記されていないのが個人的に気になるポイントです。

 

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植物性の生クリームに含まれる食品添加物

 

オースティン君

ではここからは、植物性の生クリームに含まれる食品添加物の危険性について解説していきましょう。

添加物が入っていることによって日持ちしたり、味を良くしているんだけど、その分のリスクもあるから購入前に必ず確認しておこう。

 

乳化剤(界面活性剤)の危険性

乳化剤は「界面活性剤」の一種であり、主な目的はクリームのボリュームを持たせたり、滑らかな食感を作る、ツヤを出す、保存性を高めるなどの効果があります。

しかし乳化剤は、添加物を複数使っても”乳化剤”の表記だけで認められる為、天然なのか合成なのか、何種類使われているかが消費者には分からないようになっています。

ただし病気との関係性は明らかになっていないので、一日に必要な摂取量を含めて個々で判断する必要があるでしょう。

 

メタリン酸Na

メタリン酸Naはリン酸ナトリウムの一種であり、使用する目的は変色の防止、乳化性食品の安定化、親和性・保水性、酸化防止剤などの効果が期待されています。

しかしリン酸Naを摂取し過ぎると、骨粗しょう症の原因、腎臓機能低下の誘発、腎石灰症の発症率が高まるなどと言われています。

 

香料

香料は食品に香りを付け加える物で、臭みを消したり、美味しさを増す為など、ほとんどの加工食品に配合されています。

また香料は一種類だけでなく、いくつか組み合わせることで人口的に作れない香りは無いと言われるほど、本物そっくりに似せることが可能です。

しかし使用量に規制が無い為、一つの食品に何種類使っても”香料”という表記だけで問題ありません。つまり先程の乳化剤と一緒で、個々でリスク管理をする必要があります。

 

安定剤(増粘多糖類)

食料品に粘りやとろみをつける為、成型の為の接着料、食感を向上させる為などに使用されます。また2種類以上の原料を増粘剤として使用する場合は、「増粘多糖類」とまとめて表記することが可能です。

代表的な増粘剤は、でん粉を発酵させて作られるキサンタンガム、海藻から抽出されるカラギナン、マメ科の植物の実から抽出されるグァーガムなどがあります。

基本的に植物性由来なので害は無いと言われていますが、様々な食品に使われている為、日常的な多量摂取による糖尿病、遺伝子組み換え食品の影響なども懸念されています。

 

カロチン色素

カロチン色素はカロチノイド色素に分類されるもので、主に見た目を鮮やかに見せる為の着色料として使用されています。

またカロチン色素には天然由来と合成由来の物を合わせると700種類以上ありますが、どの色素を使用したのか、使用量に関して特に規定が無いのが大きな懸念点です。

他にも多量摂取により、発ガン性・神経発達障害・染色体異常などの病気にも関係していると言われています。

 

市販のケーキのほとんどが純生クリーム不使用

植物性生クリームに関してデメリットが多い印象がありますが、もちろんメリットもあるから企業も積極的に使用しています。

最大のメリットは、動物性生クリームよりも安価で、ホイップにすると長時間形を崩さずに保持できるからです。

 

よく大手ケーキ屋さんに並んでるケーキを見ると、いつまでも型崩れせずにキレイに保ってますよね。

もちろん当日の朝に作っているでしょうし、ホイップの作り方にも規定があるので、状態がいいのは当たり前の話かもしれません。

 

しかし、実際に植物性生クリームを使っていることを公表している所もあり、実は純生クリームを使用しているお店が少ないのも事実です。

また大手ケーキチェーン店の生クリームに関して更に調べてみると、驚愕の事実が判明しました。

  • 乳脂肪分は10%以下
  • 残りの成分は植物性油脂が40%
  • 残りの50%がラードなどの動物性油脂

 

このように、私達が口にするほとんどのケーキが生クリーム不使用であり、大量に製造し安価で売られているのは、原料にかけるコストを低く抑えられることが理由になっています。

 

オースティン君

みんな意外と気づいてないけど、個人のケーキ屋さんに行くと「生クリームショートケーキ」と表記されているのに、大手チェーン店に行くと「生クリーム」とか「生」という表記が無いケースが多いんだよね。

もちろん全ての個人店が安全とは言わないけど、どうせ食べるなら、本来の美味しい純生クリームを使用したケーキの方が健康にも良いことを忘れないように。

 

純生クリームを使用!おすすめの無添加ケーキ屋さん

現代において、安全なケーキを食べるなら2つの選択肢しかありません。

  • 無添加のケーキを販売しているお店を探す
  • 自分で作る

 

そもそも安い値段で販売されているお店や、大手チェーン店では買わないようにしてください。

これはケーキだけに限らないことで、やはり安いのには安い理由が、高いのには高い理由があります。

 

または楽天などで無添加のケーキを検索すると、たくさん販売されているので、そういったサービスを活用してみるのも良いと思います。

後は、それでも不安という方には手作りが一番安全です。

 

とにかく、健康を気にするなら自ら動かないと安全性を確保することはできません。

良い物を食べたいならコストをかけましょう。自分で調べてこだわっているお店を応援しましょう。

 

では最後に、個人的におすすめのネットで買える無添加のケーキ屋さんを紹介します。どれも素材にこだわっており、添加物を気にする方でも安心して食べることができるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

①COTOYU

保存料・着色料・白砂糖不使用で8種類の味が一度に楽しめるアソートケーキが大人気。


 

②mashle/ましゅれ

北海道長沼町ムラタさんの平飼い自然卵、有機JAS認定の小麦粉と四つ葉乳業の無添加生クリームを使用し、自然素材&原料にとことんまでこだわったロールケーキです。


 

③やさい菓子工房cocoai

野菜ソムリエ&食育インストラクターのパティシエが考えるベジタブルスイーツ。紫芋の自然な甘さを活かして甜菜糖を少なめに使用。まるでスイートポテトのようなロールケーキです。


 

【手作りされる方へ】安心安全の純生クリーム

 

セイラちゃん

手作りケーキに挑戦したいという方へ、おすすめの生クリームを紹介していきましょう。

意外と純生クリームはスーパーにも少量しか売っていないから、ネットを活用して購入することで簡単に手に入れることができるよ♪

 


 


 

まとめ

 

今回は、国内のケーキ事情や、生クリームの正しい選び方について解説させて頂きました。

日本で販売される食品は安全で、外国産は危険というイメージが定着していますが、実は国内産の方が体に悪いケースも少なくありません。

 

僕自身も海外に住んでいたからこそ日本の食品業界の闇に気づくことができ、このようにブログを通して発信しているので、興味がある方はぜひ他の記事も参考にして頂けたら嬉しいです。

では今回は以上になります。いつもお読み頂きありがとうございます。

 

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